ＥＵＲＯＰＥ　ＣＩＮＥＭＡ

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★★★ ＥＵＲＯＰＥ　ＣＩＮＥＭＡ ★★★

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★★★ 憎しみ ★★★
★★★ 職にあぶれた若者達が、パリ郊外の町で暴動を起こす。この映画はそこから始まり、翌々日の朝までの話です。ユダヤ系、アラブ系、アフリカ系の三人を中心に若者達の抱える憤り、怒り、落下、そして着地・・。そういった一連の流れがステディカムを多様した切れのいい画面構成とともに表現されています。また各々役者達の演技もかなりさえていて、実にリアル。社会派の映画でありながら、とことんかっこいい。そんな映画他にはなかなかないですよ。監督はマシュー・カソビッツでこの作品をひっさげてハリウッドに乗り込みますが、今のところこの映画を越える作品には出会えてません。この映画を超えるのは難しいだろうな。そのくらい見事な映画です。★★★

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★★★ 八日目 ★★★
★★★ ダウン症という不治の病をもつ男の子ジョルジュ。彼は社会から差別をうけ、自分は普通の人ではないと認識しつつも、マイペースにそして一生懸命に生きていきます。ジョルジュの夢の世界はとてもファンタジックで希望にあふれたミュージカルのようです。でも本当はとってもつらいのです。だって大好きなチョコだって思う存分食べれないのだから・・。とっても心温まる作品ですが、同時にすごく考えさせられる作品でもあります。普段あまり気にもしてない自分の中の差別意識や、どこかにしまいこんでしまった感謝の気持ち、忘れないでねっとこの映画は問いかけてきます。実際にダウン症の人がジョルジュを演じています。彼はフランスでは有名なプロの役者です。日本でも早くそういった役者が増えてくればいいのになぁと思います。旧約聖書によると、神はこの世の中を７日間で創ったそうです。では８日目に創ったものとは？★★★

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